関係―未来/愛について
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2017年 Cafe Gallery MUSASHINO 公演にいただいた感想文から、それぞれ一部を抜粋してご紹介します。
全文をお読みになりたいという方は「わからん堂しんぶん28号」無料で郵送いたしますので、
atohchie@gmail.com までお申込みください。
岡本和樹さん(映画監督)
観終わった瞬間、涙があふれた。
そして、しばらく動悸が収まらなかった。
こんな経験をするのは何年振りのことだろう。はじめてのことかもしれない。
人を理解したり、自分を理解する事を表す言葉を、私たちはまだ持ってないよね。
私たちが持ってる力? 今はないと思っているものは、実はあるんじゃないか。
今ある言葉の襞の中に、今はない言葉が表すものの中に。
明樹由佳(出演者)
自著『O介』から「関係-未来」「ドーナツ」を基にすることは発表されていたけれど、「ドーナツ」は違う問い方で感触だけは残されている離れ技… 2部構成の作品としてはT・ソロンズの「ストーリーテリング」以来の衝撃(賛辞です)
斉同動詞さん
こんなに地道に、丁寧に芝居ってつくられるものなんだな… なんて今さら思ったりしてます。
三浦千枝(出演者)
私はものすごいものをみてしまった。
うまく説明できないけれど、とにかくそれだけは言える。
私というものを根本から揺るがす何かを。
揺るがすなんてそんななまやさしいものじゃなく、覆すといった方が正しいかもしれない。
関慎吾さん
あの小説をいったいどうやって演劇にするんだ?と思って、若干不安も抱えつつ見に行ったわけですが、終わってみれば、むしろ今まで倒れてただけなんじゃないかというくらい、「立ち上がった」大鋸作品はしっくりきました。
西村篤さん(七月社)
昨日からこの稀有な体験を言い表すにはどうしたらよいかと、言葉を探しておりました。そしてようやく一つの言葉にたどり着きました。
それは「バロック音楽」です。
石田嘉弘さん(グラフィック・デザイナー)
見終わった後、予想外に爽やかな気分で帰りました。
IKさん